【開幕特集】渡邉晋体制2年目の目標はJ2優勝!個性ある新戦力を補強したモンテディオ山形は守備の修正を図りながら昇格を狙う|J2リーグ
2024シーズンの明治安田J2リーグ各クラブとキーマンを紹介する。 【動画】吉田麻也と語るこれからのJリーグやブンデス注目チーム|内田篤人のFOOTBALL TIME
チーム紹介
昨季は浮き沈みの激しいシーズンだった。シーズン序盤に監督交代を決断した山形は、渡邉晋新監督の下で一時は21位まで順位を落とすことに。それでも5月以降は復調。最後はあと一歩のところでJ1昇格とならなかったが、5位で昇格プレーオフ進出を果たした。 今季は渡邉監督のまま継続路線。数人の主力は抜けたが、個性ある新戦力を補強して十分な陣容は揃った。2年連続で昇格プレーオフまで行ったように、チームに力がついてきていることは確か。今季こそはギリギリの戦いを勝ち切る勝負強さをつけ、J1昇格を狙っていきたい。
注目選手紹介:南 秀仁
山形に加入して8年目となるチームの大黒柱の一人だ。2022年からキャプテンを務める南は昨季、ボランチの主力としてチーム最多の40試合に出場。広い視野を使ってのパス捌きや戦術理解度の高さで指揮官のサッカーを表現し、苦しい時期も頼りがいのあるプレーでチームを支え続けた。 今季、南が追い求めるのはJ1昇格のみ。2年連続で昇格プレーオフに出場した経験を生かしながら、チームを次なるステップへと導くことができるか注目したい。
注目選手紹介:藤本 佳希
山形で3年目を迎えるストライカーだ。2022年は怪我の影響もあって15試合7得点に終わった中、昨季は大きな怪我なくフルシーズンを戦い抜き、38試合10得点という見事な結果を残した。 今季は藤本とともに得点源となっていたチアゴ・アウベスが移籍。チームは新たなFWを獲得したが、フィットするまでに時間がかかる可能性もあり、藤本への期待値は大きい。キャリアハイとなる10得点以上を記録するためにも、序盤戦からゴールを量産することでチームの勝利に貢献したい。