森の芸術祭に向け 観光事業者も意識高め 研修会実施でサービス向上/岡山・津山市
「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(28日~11月24日)で国内外から多くの観光客が県北に訪れるのを見越して県観光連盟と県タクシー協会は20日、津山市山下の文化センターで観光事業者向けの研修会を行い、さらなるサービス向上をめざして意識を高めた。 【写真】森の芸術祭について説明する実行委事務局職員
タクシー乗務員や観光関係者ら27人が参加。同芸術祭実行委事務局の桑原宏副参事らが展示品の概要を説明した後、「訪れた人にはタクシーを利用して会場を巡りながら、県北の地域の良さを感じてもらいたい」と話した。このほか、期間中に運行する周遊バスや会場行きバスを紹介するなどし、参加者からの質問に答えた。
県タクシー協会・神宝博専務理事は「タクシーの需要が増えると期待している。観光客にしっかりと案内ができるように会場や周辺の情報をきちんと把握できるようにしたい。リピーターを増やし、来年の大阪・関西万博の開催期間中の誘客にもつながれば」と話していた。
津山朝日新聞社