重大な契約違反として2月に提訴…長崎が元監督について声明発表「FIFAでは裁定ができないという決定が下されました」
V・ファーレン長崎は31日、元監督のファビオ・カリーレ氏および当該スタッフへの提訴について、クラブ公式サイトで声明を発表した。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」横浜FC“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 クラブは「2023年12月末にファビオ カリーレ監督及びレアンドロコーチ・デニスコーチ・セザールコーチからの一方的な契約破棄、当該契約期間中にサントスFCと契約に至ったことに関しまして、重大な契約違反として、2月15日(木)に国際サッカー連盟(FIFA)に対し提訴いたしました」とし、「しかしながら、本提訴内容に関しては、国際サッカー連盟(FIFA)では裁定ができないという決定が下されました」と報告している。 続けて「なおこの決定は、カリーレ氏らの一方的な契約破棄を正当なものと認めたものではなく、FIFAが判断の主体として適当ではないことのみを示したに過ぎません。したがって、当クラブは今回の決定を精査し、改めて適切な法的機関にて適切な判断を求めるべく、今後の対応を検討してまいります」と述べ、「進捗があり次第、クラブ公式よりご報告いたします」と声明を締めくくった。