全国18地区を「西武の森」へ 森林保全プロジェクトを本格スタート
西武リアルティソリューションズは31日、2030年までに全国に所有する事業地を含む約1億平方メートルにおよぶ社有地のうち、30%となる約3000万平方メートル(社有林約5000万平方メートルの60%)を環境保全推進地区として選定し、「西武の森」と冠して、各地区において環境保全活動を展開していくと発表した。 西武グループでは、2024年5月に公表した「西武グループ長期戦略2035」において、長期目線での経済性・成長性と社会性の両立を目指すため、社会課題や西武グループの事業環境を踏まえて、特に取り組むべき6つのマテリアリティ(重要テーマ)を設定した。本プロジェクトは、マテリアリティの一つである「脱炭素・資源有効活用」を中心に生物多様性の保全や自然資本の維持に関する取り組みに基づき推進していくもの。今般の環境保全活動は全国各地の大規模森林原野を中心に、遊休地、事業地を問わず、地域の皆さまや自治体、関係行政機関、企業、学校、有識者等と連携し、自然環境保全や森林整備等の環境保全活動を推進していく。 また、その成果や推進状況等を、この日新たに開設したWEBサイトを通じて内・外へ発信していく。