「笑顔の年」ご神火示す 小矢部、縄文火占いまつり
小矢部市教委と桜町石斧(せきふ)の会の「縄文火占いまつり」は5日、同市の桜町JOMONパークで行われた。縄飾りを付けた柱が倒れた方向で今年の運勢を告げるご神火は「笑顔」を示した。 勾玉(まがたま)の縄飾りを付けた青竹が広場に立てられ、桜町遺跡の環状木柱列に見立てた8本の柱に「笑顔」「希望」「輝き」「前進」「元気」「健康」「活気」「はばたき」の占い札が張り付けられた。 めるへん劇団の坂井忠宏さんが酋(しゅう)長を務め、祭祀(さいし)を進行。児童5人が点火すると、ご神火が激しく燃え上がり、数分後に倒れた。坂井さんの宣言に合わせ、来場者が万歳三唱した。 火起こしや弓矢、どんぐりのコマ回し体験も行われた。 石斧の会の山本護会長は「笑う門には福来たる。能登半島地震で被災した人も笑顔いっぱいになる年になってほしい」と期待した。