波瑠、2025年1月期フジテレビ火9ドラマ『アイシー』で主演 “カメラアイ”を持つ刑事役に
波瑠が主演を務める連続ドラマ『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』が、2025年1月21日よりフジテレビ系火9ドラマ枠で放送されることが決定した。 【写真】朝ドラ『あさが来た』で主演を務めた波瑠 『マウンテンドクター』(カンテレ・フジテレビ系)などの髙橋悠也による完全オリジナルとなる脚本となる本作は、“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力を持つ女性刑事・柊氷月が、忘れたくても忘れられない過去と向き合いながら、癖のある刑事たちとともに事件解決に奮闘していく刑事ドラマ。Netflix映画『シティーハンター』(2024年)などの佐藤祐市が監督を務める。 一度見た光景を写真のように記憶することができる、瞬間記憶能力・“カメラアイ”を持つ女性刑事・氷月。その能力を活かしながら様々な難事件に立ち向かう。ノンキャリアで警視庁捜査一課の主任にまで成り上がった刑事である氷月は、犯人に対する追求は徹底的で容赦がなく、血も涙もないことから“氷の女王”とも呼ばれる、他人にも自分にも厳しいストイックな性格。そんな氷月には、忘れたくても忘れられない“ある過去”があり、その心の傷を抱えて日々過ごしている。氷月が主任を務める警視庁捜査一課第3強行犯第1係・「柊班」は、捜査一課に特例的に設置された班。くせ者刑事たちが集まったが、氷月だけでなく、班員それぞれもまた秘密や過去のトラウマを抱えていた。そんな柊班のメンバーたちはどう過去と向き合っていくのか。そして氷月の永久凍土のような心が溶ける日が来るのか――。 主人公・氷月役を演じる波瑠がフジテレビの連続ドラマに出演するのは、2023年4月期放送の『わたしのお嫁くん』以来約2年ぶり。本作では、“カメラアイ”という能力を持ち、自分自身の心の傷も抱えながら凶悪事件に挑む刑事役に挑む。 あわせて公開された第1弾ビジュアルには、事件解決のため突き進む刑事・氷月(波瑠)の姿が描かれ、背景には規制線や記憶を表すかのような光をあしらい力強く描かれたタイトルロゴがデザインされている。 波瑠(氷月役)コメント 台本を読んだ感想 私が演じる氷月は、“カメラアイ”という能力を使って事件解決に導いていくのですが、それだけではなく、氷月が持っている過去や、事件の被害者の方の思いや悲しみや人生を捉えて、氷月も共感し一緒に悲しみながら、事件解決していく姿をお見せできたら楽しんでいただけるのかなと思いました。 柊氷月を演じるにあたり、準備していることや心がけようとしていること 氷月の同僚は全員男性という中で、強くあるため“負けないように”という思いもあるのですが、男勝りになり過ぎず、女性らしい目線で事件を捉える“優しさ”もどこかにないといけないのかなと思っているので、強さをどう表現するか日々考えています。 氷月率いる柊班はどんなチームに? 頼りになる先輩から、柔軟でフレッシュな若手までそろった、いろいろな意味で令和の新しいチームになるのかなと思います。このチームがどうなっていくのかとても楽しみです。 視聴者へのメッセージ 『アイシー』というドラマで私は氷月という役を演じます。“氷の女王”というあだ名もあるので寒くて冷たい感じがするかもしれないのですが、(放送開始の)1月は寒いので、是非あたたかいお部屋でハラハラしながらこの刑事ドラマを楽しんでいただけたらうれしいです! 日高峻(編成企画)コメント 10月に復活した火9ドラマの第二弾は『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』です! 好きな人に振られたこと、ミスして誰かに怒られたこと、人間関係で悩んだこと…たとえ小さくても、忘れられない過去は誰しも持っていると思います。今回、波瑠さんが演じる主人公の氷月は“決して記憶から消せない過去”と闘いながら日々事件と向き合う女性刑事です。消せない過去を背負いながら、懸命に今を生きる。そんな一人の女性の姿を見て、少しでも多くの人が勇気付けられる物語になればと思っています。是非1月からの放送をお楽しみください! 芳川茜(プロデュース) コメント 刑事ドラマは数あれど。今、女性刑事のドラマを描くとしたら、どんな主人公が良いだろうか? ただ強いだけじゃない。弱さや迷い、苦しみや怒りを抱えながら踏ん張っている。そんな女性が格好良いなと思いました。主人公・柊氷月役には、波瑠さんをお迎えします。優しさと強さをあわせ持つ、凛とした瞳が印象的な波瑠さんと、このあと発表になる個性豊かな柊班の刑事たちとの化学反応が今から本当に楽しみです。氷月の持つ“カメラアイ”という力は、刑事として有能である一方、“過去を忘れられるからこそ生きていける”人間にとっては重い枷でもあります。ただ、どんなに忘れられない傷を背負っても、その先で“忘れたくない”と思える人や出来事に出会えるかもしれない……まだ見ぬ結末に向かって、信頼するキャスト・スタッフとともに真摯にお届けしていきたいと思います。オリジナルの刑事ドラマとして、エンタメなチームものとして、1人の女性の物語として。たくさんの方に楽しんで頂けたらうれしいです! 佐藤祐市(演出)コメント 自分にとって久しぶりのゴールデン連続ドラマの監督を務める事になり、身の引き締まる想い、と言うよりは正直“ビビっている”と言った方が正しいのではと思うほどの緊張の中、準備に撮影に立ち向かっております。今回は、波瑠さんを始めとする個性的な俳優陣とご一緒するので、それもまた緊張感を一層引き上げて頂いております。ストーリーとしては決して軽い話では有りませんが“現場は明るく”をモットーに、スタッフ・キャストの力を充分に発揮出来るように努めていきたいです。また、連ドラを始めた頃の新鮮な気持ちを大事にしながら、多くの方に楽しんで頂ける作品になるよう挑みたいと思います。
リアルサウンド編集部