深田竜生&矢花黎が初共演で急接近「いい後輩が近くにいた」 高校時代の青春エピソードも<マイストロベリーフィルム>
2023年、演技面でも確固たる存在感を示した深田竜生(少年忍者)と矢花黎(7 MEN 侍)が、現在放送中の「マイストロベリーフィルム」(毎週木曜深夜1:29-1:59ほか、MBSほか)に出演中。深田は端正な容姿だが目立つことが苦手な市川凌を、矢花はコミュニケーション力高めのムードメーカー・遠山光を演じており、田鍋梨々花、吉田美月喜とともにクアトロ主演を務めている。 【写真】矢花黎“光”、驚いて深田竜生“凌”を見つめる このたび、同作で初共演となる深田と矢花にインタビューを実施。互いの印象や、高校時代の青春エピソードなどを聞いた。 ■同級生役を演じ急接近!「いい後輩が近くにいた」 深田:ばなさん(矢花)とはもっと話したいと思っていたので、共演できると聞いてうれしかったです。「ばなさんはいい人」って有名ですし。 矢花:僕もうれしかったですよ。少年忍者は大人数だから、交流はあるけど深くは知らないメンバーも多くて。共演を機に仲良くなれたらなと思っていました。 深田:実際仲良くなって、僕の印象って変わりました? 矢花:前は“かっこいいやつ”って思ってたのよ。でも思ったよりもピュアで真っすぐだった。ちゃんと大人の考え方もできるし、いい後輩が近くにいたんだなって。 深田:僕も変わりましたよ。思ったより明るいというか、たくさん話してくれるんだなって。 矢花:もっと暗いと思ってた? 深田:ちょっとだけ…。 矢花:あはは(笑)! 深田:現場でも楽しくツッコミをしてくれたり、イジられ役に回ってくれたりしてましたもんね。 矢花:キービジュアル撮影のとき、俺以外の3人は立ち位置が決まっているのに、「矢花くんは後ろ歩いて」と言われ、うろうろしながら撮影して(笑)。でも、その撮影のおかげで「イジっていい人なんだ」と思ってもらえたし、僕も助かりました。発信するのは苦手だけど、受け入れるのは得意なので、いいおもちゃになれました(笑)。 深田:おもちゃ(笑) ■「高め合って上がっていく」「縛りの中で何ができるか工夫」 ――同作は、思いが交錯する4人の高校生の姿を描く青春ドラマ。2人にとっての「青春」とは? 深田:小学校、中学校と野球とサッカーをやっていて、団体競技だからこそお互いに高め合って上がっていく感じが青春でしたね。あとは、学校で何かやらかしたときに、部活で走らされたり、球拾いしたり。それも青春のいい経験です。 矢花:ヤンチャだったんだ…。 深田:違います(笑)!僕は真面目な普通の生徒でした。 矢花:僕は、縛りがあったことが青春だったかな。友達と遊ぶにしても、放課後晩ご飯までの時間しかないし、お金もない。行けるエリアも限られている。その中で何ができるか工夫していたときが楽しくて、青春だったなぁって。 ――高校時代の思い出エピソードは? 深田:友達と学食で集まってワイワイしていたのが楽しかったです。あとは、じゃんけんで負けた人がジュースをおごったり、仕事がない日に放課後遊びに行ったり。そういう何げない高校生活が今思えば一番楽しかったです。 矢花:高校3年のときに「高校生っぽいことをしたい」と軽音部の活動を頑張り始めました。3バンド組めるくらい部員が増えて、学内ライブもできるようになって。文化祭ライブに憧れがあったのでかなえられてうれしかったですね。 ――そんな2人が思う同作の見どころとは? 矢花:高校生同士の煮え切らない関係性やコミュニケーションが甘酸っぱいです。感情の揺れがあったり、より複雑に絡み合ったり。その中で、最初の疑問点になっていた「フィルムの女の子は誰?」という部分も徐々にひもとかれていきます。不思議な要素もあり、リアルな人間模様もあり、青春の疑似体験ができる作品になっていると思います。 深田:素晴らしい説明ですね。以下同文です。今言ってくれたことが全てです(笑)! ◆取材・文=高橋梓