アジア最高額は? ACLEクラブ最新市場価値ランキング1位。欧州並み! 約400億円クラブのアイコンは別格のスター選手
2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)が開幕した。近年はキャリアの晩年を迎えたベテランだけでなく、これから最盛期を迎える注目の若手選手もアジアのクラブへ移籍するケースもあり、アジアの注目度は急速に高まっている。今回はACLE出場クラブの最新市場価値ランキングを紹介していく。※情報サイト『transfermarkt』が算出した金額を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月23日時点
1位:アル・ヒラル(サウジアラビア) 監督:ジョルジェ・ジェズス 24/25リーグ戦成績:1位 総市場価値:2億4365万ユーロ(約389.8億円) 最高額選手:ルベン・ネヴェス(市場価値:3200万ユーロ/約51.2億円) AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場クラブの市場価値ランキングで栄えある1位に輝いたのは、言わずと知れたサウジアラビアの名門アル・ヒラルだ。総市場価値は、なんと2億4365万ユーロ(約389.8億円)となっている。 アジアのみならず、もはや世界中でも「アル・ヒラル」というクラブ名は抜群の認知度を誇っているはずだ。長らくブラジル代表をけん引してきたネイマールをはじめ、“チーム内最高額の男”ルベン・ネヴェス(市場価値:3200万ユーロ/約51.2億円)や、ラツィオの中心的存在だったセルビア代表のセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチといった名手が数多く在籍しており、総市場価値2億超えもうなずけるスカッドリストだ。 なかでも、やはりネイマールの存在感は別格だ。現在は怪我により戦線を離脱しているが、クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシと並ぶ現代サッカーのレジェンドがアル・ヒラルの価値を押し上げているのは間違いない。 2023年8月の加入時、ネイマールはクラブ公式サイトをとおして「サウジアラビアのプロリーグには今、とてつもないエネルギーと質の高い選手がいる」と、サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部リーグ)を称賛。「僕は常にグローバルな選手でありたいと思っていたし、新しい場所で自分を試したい」と決意を語った。 リーグ制覇19回、サウジ国王杯優勝11回、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝4回。アル・ヒラルのタイトル遍歴は実に華麗だ。2024/25シーズンのリーグ戦も4戦全勝で首位に立っており、見事な開幕スタートダッシュを見せている。欧州の舞台でも十分に通用しそうな戦力を有しているサウジアラビアの雄は、新たな歴史の1ページを開いたACLEでも当然初代王者の筆頭格だ。
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