加古川女児殺害の容疑者、関与供述から一転黙秘…遺族「全てを正直に話してほしいと思うばかり」
遺族は事件後、発生時期に情報提供を求めてチラシを配り、10月にも街頭で協力を呼びかけた。母親らはコメントで「娘が殺害されてからの17年間、私たちにとって本当に長い長い月日でした。その月日があまりに長すぎて、突然の展開に対して気持ちが追いついていないというのが正直なところです」と記した。
また、「(容疑者の逮捕で)『一区切り』という言葉もあるのかも知れませんが、娘が返ってくるわけでもなく、捜査や裁判も続く中で、私たちにとっては何の区切りでもありません。(容疑者には)全てを正直に話してほしいと思うばかりです」とつづった。
長男(24)が女児と同学年で友達だったという60歳代の男性は「今頃、息子と同じように大人になっていたのかと思うと心が痛む」と話した。