OKAMOTO’S「自分が快適だったらいい」整理整頓が苦手な10代に“逆転の発想”でアドバイス
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。松田部長(東京ダイナマイト・松田大輔)が担当する「松田LOCKS!」(毎週水曜放送)のコーナーでは、毎月1組のアーティストが登場し、リスナーの相談にアドバイスと背中を押す1曲を届けています。 2月のマンスリーアーティストは、4人組ロックバンドのOKAMOTO'Sです。2月28日(水)の放送では、「整理整頓が苦手」という18歳の相談に、ボーカルのオカモトショウさんとギターのオカモトコウキさんが回答しました。
――リスナー(18歳)の相談
私は整理整頓が苦手で、散らかった部屋を何度片付けても1週間後には元に戻ってしまいます。さすがにもう大人なので、常に部屋がキレイな人間になりたいです。部屋が散らからない方法や、掃除がしたくなる方法を教えてください!
――OKAMOTO’Sは、このリスナーのために「いつも、エンドレス」を選曲
ショウ:(自分も)片付けは本当にできないです。33歳ですが、片付けとかできないです! コウキ:いくつになっても、できないものはできないですからね(笑)。まあ、片付けているときに、この「いつも、エンドレス」みたいなパキッとした音楽をかけて、シャキシャキと動くのはありかもしれないですね。気分を上げていく! ショウ:なるほどね、そういうことだ! 俺は片付けができないから、“いつまでたってもできないですよ”という意味で、「いつも、エンドレス」がいいかなと思って。 コウキ:なるほど! ダブルミーニング! ショウ:だから、できないことを「できない」って受け入れることも、大事だと思います! コウキ:それはもう、なんでもありな回答ですね(笑)。「受け入れろ」と! ショウ:(笑)。これちょっと、深くて広い話になっちゃうんであれなんですけど……片付けがキレイにできたほうが日々が良くなる人ももちろんいるんだけど、俺は片付けができなくて部屋が散らかってても、1日の自分の生活リズムが整ってれば結構気持ちよく過ごせるんですよ。 コウキ:なるほど。 ショウ:でも、その1日の生活のリズム……例えば、起きたい時間に起きれなかったとか、食べたいときになんかできなくてとか、予定がガガガってなっちゃうことのほうが1日の調子が悪くなる。 コウキ:それはそうだね。 ショウ:でも逆の人もいる。1日のリズムはめちゃくちゃでも、部屋がキレイだと調子良くなる人もいる。 コウキ:要はそれぞれのスタイルだよね。 ショウ:だから、自分のスタイルを発見して、それに見合った努力をすることが最短の道です。 コウキ:そうですよ! だって別にね、必ずしもキレイじゃなくても、自分が快適だったらいいんじゃないかなって思いますから。 ショウ:そう! だから、何が好きで何が嫌いか、が大事だと思います。 コウキ:発想の転換だこれ。 ショウ:そうなのよ。あと俺は、片付けが苦手な人がもうちょっと増えたら、俺が生きやすくなるなって……(笑)。 コウキ:(笑)。いろんなもので自分を隠そうという。 ショウ:うん(笑)。あんまり大人の言うことを、聞きすぎないように……! コウキ:はい(笑)。 ◇ 今回の選曲「いつも、エンドレス」は、2023年1月リリースのアルバム『Flowers』に収録されています。詳細はオフィシャルサイトまで。