東海大九州の廣池投手「球速160キロ目指す」 ロッテ、ドラフト5位指名あいさつ
プロ野球ロッテからドラフト5位指名された東海大九州の廣池康志郎投手(22)が10月30日、熊本市東区の東海大熊本キャンパスで球団から指名あいさつを受けた。廣池は「プロに指名されたことを実感した。(ロッテの)佐々木朗希さんのような先発投手になりたい。球速160キロを目指す」と抱負を語った。 熊本のスポーツ
ロッテの榎康弘アマスカウトディレクターら3人が訪問した。担当の有吉優樹スカウトは「直球は速さも切れも大学生ではトップ級」と指名理由を説明。昨年2月から視察を重ね、「変化球もスタミナも成長した。まずは体づくりをして、3年後から先発の柱になってほしい」と期待を寄せた。 吉井理人監督のサイン入り色紙とボールを受け取った廣池は、「ファンの応援がすごい。選手の力になりそう」とロッテの印象を語った。球団によると、11月中に仮契約を結ぶ。 東海大九州野球部によると、プロ選手の輩出は阪神の小川一平投手(27)以来、5年ぶり8人目。(宮﨑達也)