北見市パワハラ第三者委7か月ぶりに会合「迅速性の追求で、正確性を妥協してはならない」“上司から30件”被害を訴えている職員「正確性は大前提だが早く解決して」
北海道放送(株)
北海道北見市の職員が上司からのパワハラを訴えた際に、北見市側が申し出を取り下げるよう促したとされる問題で、調査を行っている第三者委員会が14日、7か月ぶりとなる会合を開きました。 【写真を見る】北見市パワハラ第三者委7か月ぶりに会合「迅速性の追求で、正確性を妥協してはならない」“上司から30件”被害を訴えている職員「正確性は大前提だが早く解決して」 この問題は北見市役所に勤める職員5人が、2013年からおととしにかけて男性上司からおよそ30件のパワハラを受けたと申し出た際に、北見市の職員課が訴えを取り下げるように促したとされるものです。 北見市は、この問題を調査する第三者委員会を設置し、去年12月に初会合を開きましたが、その後はことし4月を最後に7か月にわたって開かれていませんでした。 ようやく開かれた14日の会合では、調査結果の取りまとめに向けて話し合いましたが、具体的な時期は示されませんでした。 第三者委員会 佐藤信孝座長 「迅速性の追求によって、正確性を妥協することはあってはならないとの認識のもと、最終的な調査結果の取りまとめに向けて鋭意検討を進めていくので、ご理解いただきたい」 第三者委員会は、来週21日に次の会合を開く予定で、被害を訴えている職員は、HBCの取材に対し「職場では被害者と加害者が顔を合わせるケースもある。正確性は大前提だが早く解決して欲しい」と訴えています。
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