大分県とサンリオが観光促進で協定 ハーモニーランドにリゾート化構想
大分県とサンリオ(東京都品川区)、サンリオキャラクターパーク「ハーモニーランド」(日出町)を運営するサンリオエンターテイメント(東京都多摩市)は12月2日、観光促進と地域活性化を目的とする包括連携協定を結んだ。(大分経済新聞) 【写真】3者が協定書に調印 それぞれの資源を有効活用し、「子どもが健やかに生まれ育つ温かい社会づくり」「将来的なエンタメリゾート化に向けた都市公園の整備・利活用」「インバウンド誘致強化」「女性活躍の推進」「芸術文化鑑賞機会の充実」「スポーツによる地域の元気づくり」「大学等との連携による地域活性化」「SDGsの啓発」の8項目について、順次、具現化していく。 12月2日はサンリオの辻朋邦社長とサンリオエンターテイメントの小巻亜矢社長が県庁を訪れ、佐藤樹一郎知事と共に協定書に署名した。 会見で小巻社長は「大分県と縁ができて33年。ミッションがあると考えているし恩返しをしたい」とし、「エンターテインメントリゾート化構想を考えている。宿泊施設の建設を視野に入れ、老朽施設のリニューアル、使いきれていない竹林や駐車場のエリア開発を含めてインバウンド誘致などにつなげたい」と意気込みを見せた。
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