拳王、「絶縁」通告された清宮海斗へ「復縁」求める「余計なお世話」…「助けに行っただけだよ」…4・14品川(夜)全成績
◆プロレスリング・ノア「SUNNY VOYAGE 2024 IN SHINAGAWA VOL.2」(14日、東京・品川プリンスホテル Club eX)観衆289 プロレスリング・ノアは14日、東京・品川プリンスホテル Club eXで昼夜興行を開催した。 夜の部の第5試合で4・11後楽園ホール大会で拳王との一騎打ちで勝利し「絶縁」した清宮海斗がアレハンドロ、宮脇純太と組んでGCHジュニア王者・ダガ、小川良成、佐々木憂流迦と対戦。試合はパートナーの宮脇が佐々木のスリーパーホールドからのレフェリーストップで敗れた。 波乱は試合後に訪れた。ダガがアレハンドロを襲撃しマスクをはぎ取る暴挙を働いたのだ。うつぶせになり素顔をさらすことはなかったが金髪が露呈される非常事態。清宮は体を張って素顔を隠し、さらにはリングサイド最前列の観客が善意でTシャツをリングへ投げ込み、リングアナウンサーのG―Manアナもリングサイドへ駆け寄り、自らが着る緑のスパンコールジャケットを脱ぎ捨てアレハンドロへかぶせようとするなどリング上はパニック状態に陥った。 幸いアレハンドロの素顔が露呈されることはなく事態は収拾した…と、その時だった。なぜか、まったく試合に関係のない拳王が控室を飛び出しリングイン。自らの「拳王タオル」をアレハンドロの顔面にかぶせたのだ。はっきり言って「おせっかい」あるいは「余計なお世話」の行動に4・11後楽園で「絶縁」を通告した清宮は憤慨。拳王をにらんだものの、完全無視しアレハンドロをかばいながら控室に帰った。 清宮の完全決別を自身のYou Tubeチャンネル「拳王チャンネル」で拒否する声明を出した拳王は、清宮の無視に「オイ、海斗さん!海斗さん…オイ!オイ!助けに来ただけだろ!オイ、海斗さん、海斗さ~ん!助けに来ただけだろ!」と両手を広げ自己主張。さらに「海斗さん」と呼びかけながら、「復縁」を求めるように清宮が去った花道を追いかけた。 バックステージで清宮と共に現れた「拳王タオル」をかぶったままのアレハンドロは「クソ!わけわかんないよ!」と混乱状態で控室へ戻った。1人となった清宮は、「絶縁男」の余計なお世話に「なんだよ、あれ? あんなことして何の意味があるんだよ」と憤慨した。 そこへ「海斗さーん!」と叫びながら拳王が出現。「絶縁」を通告しているだけに無視すればいいものを清宮は「なんだよ?」と甘く絡んでしまった。これを幸いとばかりに拳王は「おい、何なんだよ。俺は助けに行っただけだろ。なに? 何なんだよ。助けに行っただけだよ。何なんだよ。助けに行っただけだろ。マスクマンがマスクを剥がされて」と釈明した。 絶縁したにもかかわらず相変わらずの「めんどくせぇ」言動に清宮は、にらみあったが無視して控室へ去った。1人残された拳王は「何なんだよ、海斗さん。どうした? いや、俺が絶対正しいよな。なあ? 俺はマスクマンの命のマスクが剥がされたから助けに行っただけなのに、何なんだ、あいつは?」と報道陣に理解を求め「海斗さん、どうした? どうしよう…」と復縁を求めるべくさらなる「めんどくさい」行動に出ることを予告していた。 ◆4・14品川(夜)全成績 ▼6人タッグマッチ イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、丸藤正道、〇HAYATA(16分32秒、403インパクト→片エビ固め)ジェイク・リー、ジャック・モリス、YO―HEY● ▼シングルマッチ 〇マサ北宮(12分07秒、サイトースープレックス→片エビ固め)大岩陵平● ▼6人タッグマッチ ダガ、小川良成、〇佐々木憂流迦(14分38秒、スリーパーホールド→レフェリーストップ)清宮海斗、アレハンドロ、宮脇純太● ▼タッグマッチ 潮崎豪、〇Hi69(11分41秒、ストゥーカスプラッシュ→片エビ固め)アンソニー・グリーン、タダスケ● ▼シングルマッチ 〇杉浦貴(10分59秒、卍固めを押さえこみ→片エビ固め)稲葉大樹● ▼3WAYマッチ 〇アルファ・ウルフ(8分32秒、ウルフドライバー→片エビ固め)大原はじめ● ※残り1人は、ニンジャ・マック。 ▼シングルマッチ 〇拳王(8分14秒、アンクルホールド)大和田侑●
報知新聞社