MV公開停止&謝罪のMrs.GREEN APPLE、「CDTV」出演見合わせ
TBS系「CDTVライブ!ライブ!」の公式X(旧ツイッター)アカウントが14日更新。3人組バンドMrs.GREEN APPLEの出演を見合わせると発表した。 【写真】謝罪するレコード会社 同バンドをめぐってが12日に公開した新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)に「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていた」として、所属レコード会社や所属事務所が13日、同MVの公開を停止し、謝罪していた。 この日昼更新された同番組のXでは「<番組からのお知らせ> 6月17日(月)に出演予定のMrs. GREEN APPLEですが、出演見合わせとなりました。またの機会の出演を楽しみにしていてください」と告知された。 同曲はコカ・コーラ「Coke STUDIO」のキャンペーンソングとして書き下ろされた楽曲。MVは大森元貴がコロンブス、若井滉斗がナポレオン、藤澤涼架がベートーベンに扮(ふん)したストーリーで、「類人猿」のキャラクターが登場。メンバーが乗る馬車を引かせるなどの演出があったことに加え、コロンブスが近年では「侵略者」としての側面を伝えられることもあり、「奴隷制度」を想起させるなどの指摘の声が続出。トレンドワードに「ミセスMV」があがるなど騒動化していた。 ユニバーサルミュージックは「本映像はMrs. GREEN APPLEの所属レーベルであるEMI Recordsと所属事務所Project-MGAで制作いたしましたが、歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました」と説明。「当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。今後はこのような事態を招くことのないよう細心の注意を払い、皆様にお楽しみいただける作品をお届けしてまいります」と謝罪した。