鶴岡市の小学生が在来野菜「焼畑あつみかぶ」を収穫 漬物づくりに挑戦
山形放送
鶴岡市の小学生たちが20日、自分たちで育てた地元の在来野菜「焼畑あつみかぶ」を収穫し、漬物づくりに挑戦しました。 「焼畑あつみかぶ」は、鶴岡市の温海地域で伝統農法の焼畑で栽培する在来野菜です。子どもたちに地域伝統の栽培方法を学んでもらう鶴岡市温海庁舎の学習事業の一環として、あつみ小学校の3年生が焼畑あつみかぶの種まきから収穫、それに漬物づくりを体験しています。この日は子どもたちがことしの8月に自分たちで種をまいたカブを収穫しました。 収穫「大量」「大きく育ってビックリした」 子どもたちは例年並みのおよそ20キロ収穫し、作物を栽培する楽しさを学んでいました。そして地域の人たちからカブの漬け込み方を教わりながら家族と一緒に砂糖や酢で味付けし、漬物をつくりました。 カブをもみ込む「はい混ぜろ」「色変わった。赤くなった」 子ども達は一生懸命、手でカブを混ぜ込むとカブ全体がうっすらと白から赤く色づきました。 児童「楽しかった。カブ漬けを作るのがこんなに大変だとは思わなかった」 カブの漬物は1週間ほど寝かせた後、給食で食べるということです。