「この秋からしっかり練習して強いチームになる」西武・源田壮亮主将 本拠地最終戦セレモニーでファンに誓い
◆西武4―0日本ハム(1日、ベルーナドーム) 西武が今シーズンの本拠地ベルーナドームでの最終戦を快勝で終え、試合後にはセレモニーが開かれた。主将の源田壮亮内野手はファンに向けて「今シーズン、ファンの皆さまの期待に応えることができず、悔しいシーズンになりました」とグラウンドであいさつし、悔しさを示した。 ■これが勝負の世界…増田達至の最終登板【動画】 その上で「最下位という順位が決まった後も、たくさんのファンの方にドームにお越しくださいました。そのファンの方々の熱は選手全員にしっかり届いています」と熱い声援に感謝を述べた。続けて「この秋からしっかり練習して強いチームになって、来シーズンのこの時期はファンの皆さんと喜び合いたいと思います。来シーズンのさらに熱いご声援よろしくお願いします。1年間ありがとうございました」と語った。 今季の西武は開幕から低迷。5月下旬には松井稼頭央監督が休養する事態となった。渡辺久信GMが監督代行を兼ねて再スタートを切ったものの、前身の西鉄時代だった1971年に記録したシーズン84敗の球団ワースト記録を更新。3年ぶりの最下位が確定するなど、極度の不振に陥ったシーズンとなった。 先発投手陣はエースの高橋光成が11敗を喫して未勝利に終わったが、この日に2年連続となる2桁10勝目をマークした今井達也をはじめ、9勝を挙げている隅田知一郎、球団の新人では2007年の岸孝之(現楽天)以来で左腕では初の2桁勝利を記録した武内夏暉らは躍進した。 一方で攻撃力の不足に苦しんだ。9月30日現在でチーム打率2割1分1厘、総得点344、59本塁打などは両リーグワーストを記録した。
西日本新聞社