CL初出場のジローナ、PSG相手に健闘も惜敗…名手GKガッサニーガがまさかのトンネルで終了間際の90分に失点
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節が18日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス)とジローナ(スペイン)が『パルク・デ・プランス』で対戦した。 ホームのPSGはリーグ・アンで唯一の開幕4連勝、16得点3失点と好スタートを切った。一方、アウェイのジローナはラ・リーガ開幕5試合を2勝1分2敗で終え、CL初戦に臨んだ。 前半はPSGが攻撃の圧力を強める展開になった。11分にはDFアクラフ・ハキミのパスからMFウォーレン・ザイール・エメリ、13分にはFWマルコ・アセンシオ、27分にはMFファビアン・ルイスがシュートを放ち、ゴールを脅かす。しかし、ジローナの守備陣も体を張って得点を許さなかった。 すると、PSGにアクシデントが起こる。FWマルコ・アセンシオが負傷交代を余儀なくされ、39分にFWランダル・コロ・ムアニが投入された。前半はジローナが1本もシュートを打てないまま、スコアレスで折り返した。 後半もPSGがゴールに迫る。55分にはカウンターからFWウスマン・デンベレが完全に抜け出し、ハーフウェイライン付近からペナルティエリア内まで1人でドリブルで持ち運ぶ。しかし、必死に戻ったDFラディスラフ・クレイチーが見事にノーファウルでボールを奪い切り、シュートを許さなかった。 粘り強く守ったジローナがこのまま引き分けに持ち込むかと思われた。しかし、90分にまさかのミスで試合が動く。左サイドからヌーノ・メンデスがドリブルで仕掛け、深い位置からクロスを送る。途中出場のDFアレハンドロ・フランセスに当たってゴール方向へ飛ぶと、GKパウロ・ガッサニーガがまさかのトンネル。ボールは股を抜けてゴールネットに吸い込まれた。 試合はこのまま1-0でPSGが勝利。ジローナは善戦したものの、終了間際の失点で勝ち点を失う結果となった。 CLリーグフェーズ第2節は現地時間10月1日から2日にかけて行われ、PSGはアウェイでアーセナル(イングランド)、ジローナはホームでフェイエノールト(オランダ)と対戦する。 【スコア】 PSG 1-0 ジローナ 【得点者】 1-0 90分 パウロ・ガッサニーガ/オウンゴール(PSG)
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