広島から１巡目指名された青学大・佐々木泰（カメラ・清水　武）

◆２０２４年　プロ野球ドラフト会議　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ（２４日） 【一覧】12球団のドラフト指名選手　1位のクジ引き結果～育成指名終了まで完全網羅 　広島は、外れ１位で青学大・佐々木泰内野手の交渉権を獲得した。東都リーグ通算１２発で大学球界で屈指の飛距離を誇る。新井監督は「右打者でパンチ力がある。今のチームにすごくフィットすると思う。走攻守三拍子そろってポテンシャルも素晴らしい」と、期待を込めた。 　１２球団唯一、事前に１位指名を公表した明大・宗山塁内野手は、５球団競合の末に交渉権獲得を逃した。２番目にくじを引いた楽天が“当たり”だった。３番目だった新井監督は「先に引かれましたので」と、サバサバした表情。地元・広島出身のスター候補だった。「残念ながらご縁がなかったですけど、同じ広島出身なので注目して応援しています。パ・リーグなので、応援しています」とエールを送った。 　佐々木と青学大でチームメート・西川史礁外野手は２球団競合でロッテが交渉権を獲得した。「西川選手よりパンチ力があるとスカウトから報告が来ている。肩も強いですし、足も速い。大きな舞台にも強い選手だと思う。すごく期待しています」と新井監督。昨年ドラフトでは楽天と２球団競合の末に常広を獲得した。２年連続で青学大からの１位指名となった。