Adobe Premiere ProがAI対応。映像撮影した後も加工が自由自在に
誰もがハリウッド級の作品を作れるように。 映像制作において、重要な役割を果たすのが編集作業。Adobe(アドビ)「Premiere Pro」は、PC上で映像素材を切り貼りしたり移動するなど、編集に必要不可欠なソフトです。
FireflyがPremiere Proに登場
最近は画像編集ソフト「Photoshop」や、イラスト制作ソフト「Illustrator」で生成AI「Adobe Firefly」が使えるようになりましたが、近々「Premiere Pro」でも利用できるようになります。 背景に映った不要な物を消去したり、選択した範囲に存在しなかった物体が現れたりと、カンタンな操作で魔法のような効果が得られます。
物体の消去や置換も思いのまま
プロンプトと呼ばれるテキスト指示と、候補を選択するだけでアタッシェケースはダイヤが山盛りに。 映像内の物体を消したい場合は、選択するのもカーソル移動で予めマスキングされた箇所が出るので超楽チンです。 例えば腕時計を高級なモデルにしたり、ノータイの男性にネクタイを着用させることも可能。撮影時に気付かなかったミスや、後から変更したくなった箇所もスグに変えられます。
足りない場面の追加もイイ感じに
尺が足らない場合も生成して延ばせます。 「Pika」や「OpenAI」、「Runway」などサードパーティーの機能を使うと、シーンに合わせた映像を追加するなど、自分で用意した素材がホンの少しでも長編映画が誕生できそうなパワフルっぷりです。
誰もが名監督になれそう
これまで何十時間も費やしていたCG処理みたいなことが、サクっとできますね。 クオリティーの高い映像作りのハードルがグっと下がるので、コレを使った映像作家がどんどん出てきそうです。 Source: YouTube, Adobe Blog
岡本玄介