新生「スター・トレック」、カーク船長以前の時代描く新プロジェクトが始動
「スター・トレック」シリーズの新たな映画プロジェクトが、カーク船長率いるエンタープライズ号以前の時代を舞台に製作されることが明らかになったと、米メディアPuckが報じている。 2016年公開の「スター・トレック BEYOND」以来、8年にわたって実現できなかった劇場版の新作は、これまでのシリーズとは異なる大胆なアプローチを採用。2009年にクリス・パイン演じるカーク船長とザカリー・クイント演じるスポックで成功を収めた現シリーズとは違い、人気キャラクターたちが活躍する以前の時代に物語を設定する。 新プロジェクトでは、「スター・ウォーズ」シリーズの新作も手がけるサイモン・キンバーグがプロデューサーを務める。脚本はセス・グラハム=スミス(「レゴバットマン ザ・ムービー」)が担当。監督には、人気ドラマ「キャシアン・アンドー」や「ブラック・ミラー」で知られるトビー・ヘインズが起用された。 「スター・トレック」は、1966年の放送開始以来、カーク船長とスポックの友情を軸に描かれた宇宙探査の物語として世界中で愛されてきた作品だ。これまでにテレビシリーズ12本、劇場映画13本が製作され、2025年にはミシェル・ヨーが主演するテレビ映画「スター・トレック セクション31」の公開も控えている。 今回の新作は、エンタープライズ号や定番キャラクターが登場する以前の時代を舞台とすることで、シリーズに新たな広がりをもたらすことを目指すという。