老舗酒蔵で「新酒」仕込み 「伝統的酒造り」はユネスコ無形文化遺産に
関西テレビ
京都府宮津市の酒蔵では、この秋収穫された新米を使って新酒がつくられています。 江戸時代から続く宮津市の酒蔵では、先月から新酒の仕込み作業が行われています。 蒸しあげた酒米に菌をふりかけ、麹をつくり、じっくりと寝かせます。 日本の伝統的酒造りはユネスコの無形文化遺産に登録される見通しとなっていて、海外での販売拡大にも期待が高まっています。 ことしは、酷暑やカメムシの影響が心配されましたが、蒸し時間や水の量を調整し、例年以上の出来に仕上がったということです。 【ハクレイ酒造・杜氏 山本桂司さん】 「米が硬く薄味にならないか心配していましたが、うまみも出て、おいしく出来上がりました」 この酒蔵では大小あわせて6700本の新酒が生産されます。
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