センバツ高校野球 山梨学院 チアリーダー部、練習に熱 「スタンドから勇気づけたい」 /山梨
夢舞台で躍動する選手たちを後押ししたい――。18日開幕のセンバツに出場する山梨学院野球部の活躍を願い、チアリーダー部の部員19人が練習に励んでいる。部長の浅尾風樺さん(2年)は「スタンドから自分たちの頑張りを届け、勇気づけたい」と意気込んでいる。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 同部は野球部やサッカー部、駅伝部などが県大会で上位進出した際や、全国大会出場したときに会場でスタンドから応援する。競技ごとに独自の応援コールや振り付けもあり、50種類以上のバリエーションがある。 3月から1、2年生部員による甲子園に向けた練習が始まった。顧問の土橋芽依教諭(保健体育)の指導のもと体育館や中庭、教室などで振り付けの確認や応援コールのタイミングなどを確認。得点を挙げた時に繰り出す応援歌「山学BIGWAVE」やオリジナルの「球心歌」、テレビ番組主題歌を使った応援コールなどの仕上げに余念がない。 初制覇した昨春のセンバツで全試合スタンドでエールを送った副部長の鶴田海月さん(2年)は「勝ち上がっていくごとに、応援もどんどん力強くなっていった」。堀内紗羅さん(同)も「今年の選手は連覇という重圧がかかるが、応援で吹き飛ばして力を発揮できるようにしたい」と張り切っている。【佐藤薫】