四季報秋号【見出し】で見つける「テンバガー候補」5銘柄
最新の『会社四季報』秋号での本文の見出しは銘柄選びの大きなヒントになる。秋号では前号(夏号)に引き続き【続伸】が最多で、198社あった。 今回はこの中から株価10倍(テンバガー)候補を絞り込んでみたい。『週刊東洋経済』9月14日号で複眼経済塾の渡部清二塾長が提唱している条件は(1)時価総額300億円以下、(2)増収率20%以上、(3)オーナー企業、(4)営業利益率8%以上、(5)PSR(株価売上高倍率)7倍未満、の5つ。 (3)を除けば「会社四季報オンライン」のスクリーニング機能で設定できる。(2)を「今・来期とも2割以上増収」とすれば、対象は7社に絞り込まれる。 最後の(3)は、株主欄でオーナー(一族)持株比率2割以上で足切りすると、5社。今期増収率の大きい順に紹介すると、1位は新卒採用メディア運営のワンキャリア(4377)で、今期増収率は40.3%。来期も22%弱の増収だ。2位以下はフロンティア・マネジメント(7038)、ポート(7047)、インテグループ(192A)、HEROZ(4382)。将来のテンバガーの有力候補かつ、足元の業績も絶好調の銘柄群だ。 ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
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