『ベイビー・ドライバー』出演子役が16歳で死去 走行中の車から転落
エドガー・ライト監督の映画『ベイビー・ドライバー』(2017)で、アンセル・エルゴート演じる主人公の子ども時代を演じた俳優のハドソン・ミークさんが、現地時間12月22日、米アラバマ州で走行中の車から転落して死亡した。16歳だった。 【写真】「ベイビー・ドライバー」フォトギャラリー 「今夜、ハドソン・ミークがイエスの元に旅立ったことをお伝えします。我々は心が張り裂ける思いです。彼が生きた16年間はあまりに短すぎましたが、彼は多くのことを成し遂げ、出会った人全てに大きな影響を与えました」と、彼のインスタグラムに綴られた。 Varietyなどの報道によると、ハドソンさんは12月19日夜、米アラバマ州ベスタビア・ヒルズにて、走行中の車両から道路に転落して鈍的外傷を負い、UAB病院に搬送されたが、21日午後8時頃に死亡が確認されたそう。ベスタビア・ヒルズ警察は、彼の死について捜査を行っているという。 ハドソンさんは『ベイビー・ドライバー』に出演したほか、ドラマシリーズ『マクガイバー』や『レガシーズ』、『ジーニアス』などに出演した。彼の代理人を務めるJ Pervis Talent Agencyはインスタグラムにて「ハドソンは並外れた才能を持つ若者でした。彼の献身、情熱、将来性は業界内でも輝くものがありました。10年以上にわたり、彼は当社の精神に多大な貢献をしてくれました」と彼を追悼。 「彼の死は、私たち皆に深い喪失感を残すことでしょう。ハドソンは1人の才能ある俳優というだけでなく、それ以上の存在でした。彼はインスピレーションの源であり、熱意と優しさ、笑顔、周囲を明るくし、親近感を抱かせる天性の才能で多くの人に影響を与えました。彼は大きな愛情とともに、我々の記憶に残り続けます」と綴っている。