【札幌】宮沢裕樹が肋骨骨折と気胸から復帰「できることを100%やるしかない」全体練習完全合流
肋骨(ろっこつ)の骨折と気胸で離脱していた北海道コンサドーレ札幌MF宮沢裕樹(35)が16日、札幌・宮の沢での全体練習に完全合流した。 ミニゲームに参加し、負傷した9月21日FC町田ゼルビア戦以来の対人メニューをこなした。「もうできる範囲には戻ったのであとはもう、やるだけ」と集中する。 早期回復で戦列に戻ってきた。町田戦では相手との接触により前半終了間際に負傷して、後半開始も痛みを押してピッチに立った。だが気胸の影響で呼吸が苦しくなり、後半6分に交代した。「すぐに替わってしまって残念。申し訳ない」と振り返る。診断名は第5肋骨骨折と外傷性気胸だった。 手術も検討されたが、検査の結果、治りが早かったため回避。手術を受けていれば入院が必要なため、復帰時期が遅れた可能性があるという。患部は「伸ばしたり、動くとちょっとピリピリする」と完治はしていない。それでも残り5試合、逆転でのJ1残留を目指すチームのために「できることを100%やるしかない。ゲームに出られる状態にあるってことは、練習からしっかりアピールする」。次節19日アウェー名古屋グランパス戦に向けて準備する。【保坂果那】