【山形】山形市出身の画家、大沼紘一朗さんの作品展
YTS山形テレビ
山形市出身の画家、大沼紘一朗さんの作品展が始まりました。 画家・大沼紘一朗さんが地元山形で初めて開いた個展には、県内の風景を描いた作品など19点が展示されています。 こちらは山形市の高瀬地区を舞台に描いた作品。 個展が始まるぎりぎりまで筆をいれ、けさ完成したばかりだそうです。 【大沼絋一朗さん】「こちらは夜明け前の4時から5時くらい。右手にいくにしたがって晴れている。朝9時くらいでしょうか。だんだん光が当たって鮮明になっていく。滑らかに移行するようにというところに気を遣った」 「光の表現の仕方が素敵ですね」 そしてこちらは「ゆりかご」。 西川町志津地区を描きました。 【大沼絋一朗さん】「先月娘が生まれて、この1年は子供のことを思いながら過ごしてきた1年だった。枯れた葉っぱを養分にして新しい緑が出てくるということで生と死の対比や新たな命が芽吹くわくわくする喜びの気持ちいつくしみの気持ちを表現できればと」 作品を気に入って購入した人も。 【インタビュー】「西川町の志津。前に何回か行ったことがあって、ちょうどこの風景で山(月山)がこんな感じだったなと思って。個展に入ってきた途端に目に入って(購入した)」 「深い、この方の描き方は。音が聴こえてきそう。潮騒が。」 個展は山形市七日町の恵埜画廊で11月3日まで開かれています。