ホラー小説『新約・コトリバコ』が発売。呪いの解放を阻止するため、特務部隊「異形厄災霊査課」がコトリバコ奪還に挑む作品、原作は同名のTRPGシナリオ、原案は『狂気山脈』まだら牛氏が手がける
KADOKAWAは4月3日(水)、ホラー小説『新約・コトリバコ』を発売した。 本作は日本近代以降最悪の呪物「コトリバコ」を強奪したテロリストが「我々に日本国の主権を譲渡せよ。二十四時間以内に行わなければ、コトリバコの呪いを全日本国民に向けて解放する。」と宣言、その奪還のために奔走する特務部隊「異形厄災霊査課(イヤサカ)」 の隊員を描く作品だ。 また、同名のTRPGシナリオを原作としており、「主要登場人物5人分のキャラクターシート」と「イヤサカ装備データ」をふくむゲームデータ集も付属するとのこと。なお、電子書籍版には付属しないので注意が必要だ。 本作の原案を務めるのは、TRPGシナリオ版を制作したまだら牛氏。このほかにも『狂気山脈~邪神の山嶺~』、『新約・きさらぎ駅』を手がけている。また、著者である手代木正太郎氏はゴシックホラーの世界観でミステリーを描く『涜神館殺人事件』を執筆しており、本作のホラー演出にも期待が高まる。 原作でキャラクターデザインなどを手がけたヨタロー氏による、美麗ながらも禍々しい雰囲気を感じさせるスタイリッシュな表紙イラストも魅力だ。 価格は税込1870円。電子版と単行本のふたつの形態が展開されている。
電ファミニコゲーマー:anymo
【関連記事】
- 絶対に主人公の少女が死ぬノベルゲーム『沈める楽園』Steamにて発売。主人公となる少女を二人から選び、選択によって結末が変わる。瀬戸内海の孤島を舞台に、二人の最後の一日が描かれる
- 新作『薄桜鬼異聞 ベレジンスキーの魔女』『冬園サクリフィス』のほか、Nintendo Switch向け移植作として『緋色の欠片』『7’scarlet』『夏空のモノローグ』など合計11タイトルがアイディアファクトリーから発表
- 『テラリア』の12年以上前のバージョン1.0.6.1が遊べる「Undeluxe Editon」が登場。最新版より“かなり”コンテンツ量が少ない発売から3か月後のバージョンが体験できる
- アニメ『ハイキュー!!』の名シーン・名ゼリフをリアルに再現する新作ゲーム『ハイキュー!!FLY HIGH』の配信がスタート。自分だけのチーム編成と多彩な戦術で勝ち抜いていく試合の臨場感も見どころ
- 『アイドルマスター』シリーズから派生したプロジェクト「PROJECT IM@S vα-liv」の候補生らが“876プロダクション”のライバーアイドルとしてデビュー決定。初のオンラインライブで全15曲のパフォーマンスもお披露目