上野動物園“こぱんだ”の名前は「シャンシャン(香香)」に決定
上野動物園(東京都台東区)で6月に誕生したジャイアントパンダの名前が「シャンシャン(香香)」に決まった。同園生まれのパンダの命名は30年ぶり。25日、会見した小池百合子都知事は「香りがするようなかわいい名前。お花が開くような明るいイメージ。可愛がってもらいたい」と話した。 上野の子パンダ、近日中に名前発表へ 30年ぶりの命名を待つ地元 「シャンシャン」は、今年6月12日、オスの「リーリー」(12歳)とメスの「シンシン」(12歳)のあいだに生まれ、7月28日から名前を一般から公募。応募総数は約32万件超にのぼった。応募件数の上位100点から、女優で日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子さんら選考委員会が8点の候補を選考。中国との協議などを経て、最終的に都が決めた。
9月20日に100日齢を迎え、体重6キロ、体長65センチにまで成長した。中国では、生まれて100日を迎えた子供は丈夫に育つとされていることから、9月下旬に命名された。12月をめどに一般公開される。 応募総数は、トントンの約27万3000件、ユウユウの約12万件を上回り、過去最高だった。