茨城の御船祭で4人重軽傷 観客、船と塀の間に挟まれる
2日午後2時40分ごろ、茨城県北茨城市で開かれている「常陸大津の御船祭」で、けが人が出たと119番があった。県警によると、船を路上で引いて練り歩く最中に経路を逸脱。祭りの参加者や観客ら4人が船と住宅の塀との間に挟まれるなど重軽傷を負った。 観客の30代夫婦があばら骨を折るなどし、船の側面にいた40代の男性2人は腰の痛みを訴えるなど軽傷。 祭りは豊漁と海上安全を願い5年に1度開催。重さ約7トンの木造船を路上に敷き並べた木材の上を滑らせながら引く。3日の「本祭り」に備え、2日は市内の小中学生を含めた約800人が船を神社まで引く「宵祭り」が行われていた。