関東など梅雨明け直後の暑さに警戒 体温を超える危険な暑さ 東北、北陸は激しい雨
あると便利 熱中症対策グッズ
夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として次のようなグッズがあると、便利です。 ①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を手軽に補給できます。 ②日傘や帽子で日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。 ③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。 ④冷却シートなどの冷却グッズも上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があればタオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがある場合は、水で濡らして首や頭に巻くと水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
梅雨明けしても雨の降る日がある 厳しい暑さは続く
26日(金)以降は北海道や東北、北陸では曇りや雨の日が多いでしょう。梅雨明けしている所でも、気温の上がる午後を中心に雨雲やカミナリ雲が発達しやすく、局地的な大雨(ゲリラ豪雨)になるかもしれません。山や川、海など外でのレジャーは、天気の急変に注意が必要です。最新の気象情報にご注意ください。 最高気温は平年並みか高く、日差しの少ない東北や北陸でも真夏日(最高気温が30℃以上)になる日が多いでしょう。関東甲信~九州、沖縄は35℃まで上がる日があり、体にこたえる暑さが続きます。連日の暑さで、体調を崩さないよう、お気をつけください。
日本気象協会 本社 岡本 朋子