F1モナコGP、潰れたマシンから奇跡の生還は「神に感謝」 原型留めぬ姿にファン悲鳴「完全に破壊」
後ろから突っ込まれ大スピン…ペレスのマシンに広がる驚き
自動車レースのF1は26日(日本時間27日未明)、第8戦モナコGPの決勝を行った。シャルル・ルクレール(フェラーリ)が今季初優勝を飾ったレースでは、スタート直後に複数のクラッシュが発生。中でもセルジオ・ペレス(レッドブル)のマシンがぐちゃぐちゃに潰れてコースから撤去されている様子に、ファンから「完全に破壊されている」「神に感謝」と悲鳴のような声が上がった。 【画像】「完全に破壊されている」奇跡のドライバー生還…ファンが悲鳴を上げた実際のペレスのマシン 後方グリッドからのスタートとなったペレスが加速しようとしたところに、右後方からマグヌッセン(ハース)が強引にマシンをねじ込みタイヤが接触。ペレスのマシンは回転してコースをふさぐ形になり、左右の壁に激突しながら止まった。タイヤが吹き飛んで残骸のようになり、両者リタイアに追い込まれた。 F1の公式X(旧ツイッター)は、もはやクルマの体をなしていないペレスのマシンが撤去される様子を「車を持ち上げるクレーン、コースを片付けるマーシャル」として紹介。これにはファンから悲鳴のようなコメントが多数集まっている。 「これはクレイジーだ」 「ペレスはそこから抜け出すことができてとても幸運だ。マシンはほぼ残ってない」 「神に感謝。みんなが無事でよかった。これはひどいクラッシュだった」 「信じられない」 「アイアンマンの時間だ」 「ペレスのマシンは何も残ってない」 「このマシンは完全に破壊されている。ペレスが生きていて無事で、神様にありがとう」 これだけのクラッシュにもかかわらず、ペレスは無傷で生還。幸運とともに、現代F1の安全構造も証明する形となった。
THE ANSWER編集部