ヘンリー王子とメーガン妃、ESPY賞授賞式に出席 王子の受賞に反対していたティルマンの母に賛辞
現地時間7月11日(木)にロサンゼルスのドルビーシアターでスポーツ界のアカデミー賞といわれるESPY賞の授賞式が開催された。パット・ティルマン賞を受賞したヘンリー王子がメーガン妃と共に出席した。 【写真】メーガン妃&ヘンリー王子のイチャイチャ幸せモーメント30
司会を務めたのはメーガン妃とヘンリー王子の友人であるセリーナ・ウィリアムズ。式のトークでは「ヘンリー王子とメーガン妃がここにいます。彼らに拍手を送りましょう!」と2人を紹介。 「でも2人とも今日はあまり息を吸いすぎないで。これは私の夜だから、あなたたちが酸素を吸いすぎているという非難で私の影が薄くなるのはいやなんです」と冗談を飛ばしてみせた。
とはいえ今回の授賞式で王子のパット・ティルマン賞受賞が物議を醸していたのはご存知の通り。この賞はアフガニスタンで戦死したNFL選手のパット・ティルマンを偲んで設立された賞。退役軍人のコミュニティに奉仕した人に与えられ、王子の場合はインビクタスを設立し運営した功績を称えられて受賞した。 しかしティルマンの母親メアリー・ティルマンは新聞「デイリーメール」のインタビューでESPYの決定に対して反論。「もっとふさわしい人がいる」「王子のようにお金やリソースを持っていない人に与えるべきだ」と発言したことから、ESPYに考え直すように求める署名運動まで起きていた。最終的な署名者の数は7.5万人を超えた。
王子は受賞スピーチの中で「パット・ティルマン財団に深く感謝します」とコメントすると母メアリーとティルマンの未亡人であるマリーに感謝した。「パットのレガシーに対するメアリーのサポートは深く個人的なものであり、私はとても尊敬しています。 母と息子の絆は永遠のものであり、どんなに大きな喪失をも超越します」。王子が2分のスピーチの中でメアリーについて触れたのはここだけだったと新聞「ニューヨークポスト」は報じている。 これまでアメリカではイギリスに比べて好意的に報じられていた王子。しかし今回の賞については辞退するべきだという厳しい声が上がっていた。結局そのままトロフィーを手にしたことが今後の夫妻の支持率や好感度にどう影響を及ぼすのか見守りたい。