【東京女子】「制御できない」辰巳リカ7・20プリプリ王者渡辺未詩に挑戦「必ずや私が狂い咲く」
パートナーを倒す自信しかない。7月20日に行われる、東京女子プロレス・プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(後楽園ホール)の調印式が26日、東京・神田明神で行われた。王者・渡辺未詩に挑戦表明している辰巳リカは「今の自分は制御できない。過去の戦績を見ても負けなし」と自信をみなぎらせた。 【写真】タイトルマッチ調印式に出席した選手の集合ショット インターナショナル・プリンセス新王者に輝いた、昨年3月有明大会以来の対決。前回は渡辺のティアドロップを回避して、ドラゴンスリーパーでギブアップを奪い、グランドスラムを達成。勝利した「有明の時は五分五分かなと思っていた。今の方が自信がある」と言い放った。 リング上では、予想も付かないパフォーマンスを繰り出すことも多い辰巳だが、実は「戦略家」だという。それでも試合になれば「ぶっ飛んでしまう。そこがいいのかも」と笑い飛ばした。よく知る相手だけに「正攻法では歯が立たない」と警戒。試合前に考えた戦略を頭に入れ、その場のとっさの判断に頼りながらベルトをもぎ取るつもりだ。 勝利すれば3年ぶり2度目の戴冠となる。「最近の東京女子を見ていても、面白い試合をたくさんしているけど、まだまだ世間には届いていない」と、頂点になった際にはSNSなどで宣伝活動をしていきたいという。この日は「必ずや私が狂い咲く」と、青い花柄のワンピースで登場。日々成長を続ける辰巳が、本能のまま頂点まで駆け上がる。