J2天王山は白熱ドロー! 清水が追いつき首位キープ…横浜FCはクラブ新の19試合無敗
2024明治安田J2リーグ第33節が28日に行われ、清水エスパルスと横浜FCが対戦した。 【ゴール動画】横浜FCが先制も清水が追いつきドロー決着! 3連勝中で勝ち点「71」の首位清水と、18戦無敗で勝ち点「70」の2位横浜FCが『国立競技場』で激突。勝者が自動昇格と優勝に近づく首位攻防戦は、序盤から白熱の攻防が繰り広げられたが、前半はお互いにゴールが遠く、試合はスコアレスで折り返す。 試合の均衡が破れたのは56分、横浜FCが先制に成功する。左サイドから中野嘉大がピンポイントクロスを送ると、ゴール前で髙橋利樹が頭で合わせたものの、シュートはクロスバーに直撃する。それでも、こぼれ球に反応したジョバン・パウロが押し込んだ。 74分、清水が槍のような攻撃で試合を振り出しに戻す。原輝綺が力強いドリブルで運び、前方のカルリーニョス・ジュニオへパス。カルリーニョスは相手を背負いながらも矢島慎也にボールを託し、矢島はペナルティエリア右に侵入してグラウンダーで折り返す。ゴール前に飛び込んでいた原のシュートは相手GKに阻まれたが、宮本航汰がこぼれ球を押し込んだ。 その後もお互いにゴールを目指したものの、勝者を決める1点は生まれないまま試合終了。J2リーグ史上最多「5万5598人」の観客動員を記録した決戦では、両者の勝ち点差「1」は変わらなかった。なお、横浜FCはクラブ新記録の19試合無敗となった。 次節は10月6日に行われ、清水は敵地で水戸ホーリーホックと、横浜FCはホームで鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。 【スコア】 清水エスパルス 1-1 横浜FC 【得点者】 0-1 56分 ジョアン・パウロ(横浜FC) 1-1 74分 宮本航汰(清水)
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