【メッツ6－0カージナルス】＠ブッシュ・スタジアム

7回無失点で8勝目を挙げたメッツ先発のショーン・マナイア（MLB Advanced Media）

　日本時間8月6日、メッツは敵地ブッシュ・スタジアムでカージナルスと対戦。5月に雨天中止となった試合の振り替えだったが、投打が噛み合って6対0で快勝し、貯金を1つ増やして6とした。メッツ先発のショーン・マナイアは7回102球を投げて被安打6、奪三振10、与四球0、失点0の好投で8勝目（4敗）を挙げ、カージナルス先発のアンドレ・パランテは5回途中5安打5失点で6敗目（4勝）。なお、敗れたカージナルスは貯金が1つ減って1となり、左腕相手にスタメンを外れたラーズ・ヌートバーは出場機会がなかった。 【動画】メッツ先発のショーン・マナイアが10個の三振を奪う 　メッツは2回裏に二死1・3塁のチャンスを作り、パランテの暴投で1点を先制。マナイアが3回裏と4回裏のピンチをいずれも無失点で切り抜けると、5回表にはハリソン・ベイダーとタイロン・テイラーのタイムリー二塁打で一挙4点を追加してパランテをノックアウトした。6回表にはジェフ・マクニールに10号ソロが飛び出し、6対0とリード。マナイアが7回まで無失点に抑えたあと、ライン・スタネック、エドウィン・ディアスとつなぎ、3投手による完封リレーを完成させた。 　直前のエンゼルス3連戦では打線が思うようにつながらず、1勝2敗で負け越してしまったメッツだが、カルロス・メンドーサ監督は主砲ピート・アロンソを5番に降格させるなど、打線の組み換えを決断。2番に入ったテイラーが満塁走者一掃のタイムリー二塁打を放つなど、打線の組み換えは一定の効果を発揮した。また、先発のマナイアは今季3度目の2ケタ奪三振をマークするなど、安定したピッチングでチームの勝利に大きく貢献。何度かピンチがあったものの、得点圏ではカージナルスを7打数ノーヒットに封じ、得点を与えなかった。