代表歴10年のベテラン・江川涼が語る“妹”との絆「代表で凜からパスを受けたい」|女子フットサル
“姉妹”一緒に代表チームで
──妹の凜さんも浦安にいらっしゃいますが、試合後はおそらく……。 泣いてましたね。まだまだ子どもですね(笑)。 ──凜選手は、江川選手にとってどんな存在ですか? 浦安がそもそも特別な相手だというのもありますけど、やっぱり「妹には負けたくない」という意地はあります。 昨シーズンまでは、試合には負けてはいたものの個人として対戦した時は「全然まだ負けないな」と思えていました。でも、今はもう危機感を感じています。昔からずっと足元もうまくて、「自分よりうまい」とは周りにも言っていたのですが、想定していたよりも適応能力が高くて、本当にびっくりしています。テクニックじゃない部分もすごく成長しているので、やばいぞ、と。自分ももっと頑張って、圧倒しないといけないと思っているので、いい刺激になっています。 ──たしか、昨シーズンがフットサル転向1年目でしたよね? そうなんですよ。 歳が離れているし、住んでいるところも今遠いので、昔からものすごく仲がいいというわけではなくて。でも、フットサルを始めると言い出してからは、会話が増えました。最初は「姉妹で対戦できるの楽しみだね」くらいの感覚でしたけど、今はもういち選手として、ピヴォとアラで凜からのパスを受けたいなとか、一緒に代表に入って同じチームでやりたいなという思いがどんどん強くなってきています。本当に楽しみです。 ──西宮に呼びたい気持ちも……? 呼びたいですけどね!「一緒にやろうよ」とは言っているんですけど、でも浦安側も離したくないんじゃないかな。浦安の茨木(司朗)コーチは、私がずっと教えてもらってた恩師なんですけど、今は凜を育てるのが楽しいと思うので、たぶん離してくれないと思います(笑)。 だから、早めに代表に呼ばれるように、さらに頑張ってもらうしかないですね!
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