柏木由紀×倉野尾成美、AKB48卒業×総監督就任記念スペシャル対談。19年目のAKB48は大きな転換期に!?
――ファンからの要望も多そうですね。 倉野尾 自分だけじゃ実現できないけど、それを(運営に)伝えることはできると思う。柏木 でも意見の窓口にはならないでほしいな。ツアーをかなえたいって気持ちもめちゃくちゃわかるけど、そこは総監督の仕事じゃない。 内容をこうしたいとかはできるけど、決定権はないじゃないですか。ファンの人も、「◯◯をやってほしい」とかはAKB48の公式のアカウントとかに言うべき。 ――昔は劇場支配人という、窓口となるスタッフがいましたよね。 倉野尾 でも、メンバーが思ってることを代表して言う人にはなりたいと思います。 ■『遠距離ポスター』は私の代表曲 ――柏木さんの17年の歴史を週プレとの関わりを軸に振り返ろうと思うんですが、ざっと調べただけでもソロと集合で50回ぐらいは出ていただいてます。初のグラビア(2007年)も週プレでした。 柏木 先輩がたくさんいる中で、同期はまゆゆ(渡辺麻友)とふたりだけ。泊まりでグラビアのロケに行くのが怖いなと(苦笑)。しかもまゆゆは別の班で撮影してたから、実質ひとりだったんですよ。 でも奥(真奈美)ちゃんとか、先輩だけど年下のメンバーが優しくしてくれて、ギリギリなんとか。ソロ撮影のときだけ唯一楽しかった記憶があります。 ――続いて週プレといえばチームPB。編集部が選んだ7人がヤンジャンの選んだチームYJと誌面で戦う企画(2009~2010年)でした。 柏木 チームPBが勝利してサイパンへ行ったんですよ。2泊でしたっけ。初日は着いたのが午後で、翌日はずっと撮影。最終日もギリギリまで撮影で、お買い物もほぼできず......。ご褒美ロケって聞いてたのに!! ――すみませんでした。 柏木 でも選ばれてのセンターは初で、そこですごく知ってもらえて、きっかけをたくさんつくっていただきました。 ――チームPBの『遠距離ポスター』は、今も歌っていただくことが多いですね。柏木 歌うにつれてどんどん曲の良さに気づいて、ファンの方もめちゃめちゃ好きで、ライブでは絶対に盛り上がるんですよ。私の代表曲です。 倉野尾 最近YouTubeで1000万回再生いったんですよね。