テイラー・スウィフト、ロンドン公演に恋人トラヴィス・ケルシーがサプライズ出演&「us.」初披露
現地時間2024年6月23日、テイラー・スウィフトによる【The Eras Tour】のウェンブリー・スタジアム公演に恋人トラヴィス・ケルシーがサプライズ出演した。トラヴィスは、英ロンドン公演の『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)のセクションに登場し、他にも最新曲がライブで初披露された。 先週末、ウェンブリー・スタジアムで行われた3夜連続コンサートの全日程を友人や家族、セレブたちと観賞したトラヴィスは、最終日に「I Can Do It With a Broken Heart」で初めて【The Eras Tour】のステージに立った。カンザスシティ・チーフスのタイトエンドである彼は、『TTPD』のドラマチックなラストで、疲れ切ったテイラーをステージ上のソファまで運ぶ役を務めた。 トラヴィスがステージに登場すると、客席から驚きの声があがった。彼はこれまでにも何度か【The Eras Tour】に足を運んでいるが、VIP席でフレンドシップ・ブレスレットを交換したり、「Blank Space」、「Karma」、「So High School」といった曲に合わせて体を程度だった。また、日曜の夜の公演ではポール・マッカートニーの姿が客席で目撃された。 テイラーのダンサーたちと一緒にオン・ステージしたトラヴィスは、「I Can Do It With a Broken Heart」の歌詞にあるように、テイラーが“even when you wanna die(死にたくても)”観客のために微笑み、“fake it 'til you make it(うまくいくするまで、そのふりをする)”準備を手伝った。 『TTPD』のセクションが終わると、テイラーは通常ギターまたはピアノで、ライブで演奏したことのない、あるいはあまり演奏しない曲を披露するアコースティック・セットに突入した。最近、彼女は選んだ曲をマッシュアップとしてパフォーマンスすることを好んでいる。 日曜日の公演では、「もしこの曲の歌詞を知っていたら、ボーナス・ポイントをあげます。まだリリースされてから2日ぐらいしか経っていないから」と前置きし、「私の友人グレイシーの曲です」と続けた。グレイシー・エイブラムスは、テイラーとのデュエット「us.」が収録されたニュー・アルバム『ザ・シークレット・オブ・アス』を先週金曜日にリリースしたばかりだ。 このデュエット曲が書かれた夜のことは二人とも忘れないだろう。曲作りを行っている際、ろうそくが台所で燃えうつり小さな火事となり、テイラーが消火器でなんとか消し止めたそうだ。そんな「us.」をテイラーはライブで初披露。ギターを弾き始めると、グレイシーもステージに登場し、ピアノで演奏に加わった。テイラーは、「この子のことが大好きなんです」と話した。 彼女はまた、グレイシーをコラボレーターとして称賛し、 「彼女と一緒に曲を書けたなんて、彼女は本当に最高です。まさに(ソング)ライターですね」と述べた。演奏が終わると二人はハグを交わし、テイラーは『1989』からのファン人気曲「Out of the Woods」、「Is It Over Now?」、「Clean」をメドレー形式で披露した。