【NFL】ドラフト全体4位指名権に対するオファーに「耳を傾けるつもり」とカーディナルスGM
アリゾナ・カーディナルスのジェネラルマネジャー(GM)モンティ・オッセンフォートは派手に明滅する光を好まないが、“営業中”と書かれた看板を掲げることはいとわないようだ。来週に行われる年次リーグミーティングで、2024年NFLドラフトのトレード交渉が活発化すると予想しているオッセンフォートGMは、カーディナルスが保有している全体4位指名権に対するものを含め、あらゆるオファーに耳を傾けるのに前向きな姿勢を見せている。
現地20日(水)、オッセンフォートGMはヘッドコーチ(HC)ジョナサン・ギャノンと共に臨んだ記者会見で、冗談をまじえて「“営業中”と書かれた大きなネオンサインがあったとして、それが点滅しているのは好きじゃないし、目がおかしくなるが、私たちは常に耳を傾けるつもりだ」とコメント。
「私たちは常に話し合いをすることになると思う。全体4位であろうと、何位であろうと、契約が納得のいくものにはなるとは限らないが、私たちは常に話をするつもりだし、それが納得のできるもので、自分たちのチーム作りに魅力的なものだったら、ドラフトの何位であろうと、私たちは確実に検討することになる」
オッセンフォートGM率いるカーディナルスの面々は、来週にフロリダ州オーランドで実施されるリーグミーティングに参加する。そこでは、ルール案の投票が行われるほか、食事会が開かれ、4月25日(木)から27日(土)にデトロイトで開催されるドラフトの指名順位を変えたり、入れ替えたりする可能性が議論される予定だ。
昨年、ドラフト関連のトレードを5つ指揮したオッセンフォートGMは「そういう電話は少しずつ増えてきていると言える。それはたぶん、オーナーミーティングに参加するためにフロリダに行く来週まで続くだろう」と述べた。
「ほとんどのチームがうちと同じような状況にあり、最終的なボードを作り始めているところだと思う。プロデーの結果はある意味、評価するために使う、最終的なフィールド上での判断材料になる。だから、そうした会話は今後も増えていくだろう。だが正直、去年と同じように、交渉が本当に真剣に行われるのは、ドラフトの週を迎えてからだと思う。会話は間違いなく増えてきているが、今後1カ月はこの状態が続くだろう」