リベロ・山本智大「顔面に当たってからスイッチ入った」、五輪メンバー漏れの戦友へも思い語る「小川の分もしっかり頑張る」
山本:基本的には僕のコースを抜かせる形にしてたんですけど、本当に相手のオポジットの選手のスパイクが僕の顔面に当たってからちょっとスイッチが入りました(笑) 福澤さん:(笑)それであの粘りになったわけですよね。特に日本のリベロ、山本選手もそうですし、お互い切磋琢磨している小川選手もいるわけなんですけども。オリンピックメンバーが決まりましたが、日本のリベロは世界一と証明する、ということがあったと思うんですけど、この小川選手の想いを背負った上で、どういったプレーをオリンピックでしていきたいですか。 山本:やっぱりそうですね、オリンピックメンバーが発表されたときに本当に一番僕の頭に浮かんだのはやっぱり小川の顔で、本当にこの何年間、切磋琢磨して高いレベルで高め合ってきた戦友でもあるので。本当に僕自身も東京(五輪)の借りを返したいという気持ちはもちろんあるんですけど、プラスでやっぱり小川の分もしっかり頑張って、結果を残して、そしてメダルをとって、小川の首にも(メダルを)かけてあげたいなっていう気持ちが一番大きいです。 福澤さん:そういった意味では次の決勝の舞台を経験するっていうことはメダルに対してもう一度ぐっと近づくポイントだと思います。明日の決勝に向けて、気持ちを教えてください。 山本:今日勝ったことはとても嬉しいことなんですけど、まだ明日、大事な試合が残ってるので。フランスを倒すために、またチーム一丸となって、そしてリベロとしてまたたくさんボール拾えるように、頑張りたいと思います! 福澤さん:明日も粘り強いバレー期待しています!頑張ってください。 山本:はい、ありがとうございます。
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