リバプール最終戦を終えたクロップ監督、“サポーター”として帰還宣言も「開幕戦は行かないかも。早すぎるよ!笑」
リバプールは19日のプレミアリーグ最終節・ウォルバーハンプトン戦後、公式サイトを通じてユルゲン・クロップ監督が会見で話した内容を伝えた。「サポーターとして戻ってくるよ」と誓いつつ「開幕戦は行かないかもね。早すぎるよ!笑」と話し、クロップらしく最後の試合後会見を終えたようだ。 【動画】ペップ、クロップへの想いが溢れて涙を堪える クロップ監督は2-0で勝利したこの試合が、リバプールを率いた9年間の最終戦となった。就任会見で「我々は疑う者から信じる者へ変わらなければいけない」とコメントしたことが印象的だが、ラストマッチを終えた指揮官は「サポーターがクラブを変えてくれたのだと思っている」と感謝した。 また、ともにチームを作り上げたスタッフへの感謝も示した。「世間ではユルゲン・クロップ、ユルゲン・クロップと言われているが…」とコメントしながらコーチ陣の名前を挙げて「僕ひとりでは絶対何もできなかった」と明かした。 そして「僕にとっては別れだが、チームとしては素晴らしいものだった」と試合を振り返り、「終わりというより始まりだと感じている」とリバプールの発展を確信した様子。「『出ていけ!』と言われたわけじゃないから、戻って来れるね」とジョークを飛ばしながら「今日から、試合が終わったときから僕はリバプールサポーターだしクラブを愛している」と思いを伝えた。その上で再びアンフィールドに足を運ぶ意志を示しつつ、「2回目の国際Aマッチウィーク明けくらいかな」と来場するタイミングの目安を伝えている。