『私たちが恋する理由』原作者・ma2が撮影現場を激励訪問 菊池風磨の“作品愛”に感激
10月12日よりテレビ朝日系で放送がスタートする菊池風磨主演のオシドラサタデー『私たちが恋する理由』の撮影現場を、原作者のma2が訪問した。 【写真】クランクインした菊池風磨&久間田琳加 本作は、「第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞」の大人の恋愛部門で大賞を受賞したma2によるコミック『私たちが恋する理由』(シュークリーム『OUR FEEL』連載)を初映像化するラブストーリー。主演に菊池、ヒロインに久間田琳加を迎え、6人の男女が繰り広げる、焦れったくもほろ甘い“大人のピュア恋”を描く。 ma2が訪問したのは、6人の男女による恋が繰り広げられるオフィスの撮影現場。当日は原作にも描かれている黒澤(菊池風磨)と葵(久間田琳加)の2ショットシーンの撮影が行われており、ma2は2人の演技を見学。「自分が描いた二次元のキャラクターを、目の前で菊池さんと久間田さんに演じていただいているのを拝見して、震えました……!」と感激した様子。モニターにかじりついて時折、声を上げる瞬間も見られた。 撮影を見学した後には、菊池、久間田とも初対面。ma2の訪問を事前に聞いていた菊池と久間田はともに「イメージと違うって思われたらどうしよう」と緊張していたことを明かし、ma2から「ちゃんと黒澤と葵ちゃんがそこにいました」という言葉をもらい、「そう言っていただけて嬉しいです!」と安堵の表情に。 さらに、ma2は「ドラマでは、絵の中では表現できない温度や空気感も表現されていて、さすがなだと思いました」と大絶賛。すると菊池は、「漫画では描かれないコマとコマの間の部分も映像では表現するので、原作の世界観を大切にしながら、ドラマとしての良さをどう出せるかというところは監督をはじめ、皆で話し合って丁寧に作っています」と撮影の裏側を明かした。 また、原作者に直接会える機会ということで、菊池と久間田からma2にアドバイスをお願いする場面も。菊池が「黒澤は表情にあまり出さない役ですが、愛にあふれる人だなと感じているんです。それをどう表現しようかずっと考えていて……」と悩みを打ち明けると、ma2は即座に「もう、すでにできていらっしゃると思います! そのまま演じていただければ!」と太鼓判。 一方、「葵を演じる上で一番大切にすべき点をお聞きしたいです」という久間田の質問に、ma2は迷わず「『黒澤が好き!』というところですね!」と即答し、これには久間田も深く納得。「いただいたメッセージを役に取り入れて挑みたいと思います!」と意気込んだ。 さらに菊池や久間田から原作に対する熱い思いも語られ、ma2は「直接、声を聞かせていただいて、嬉しいという言葉に尽きます。描いてきて良かったです」とコメント。「今回、撮影を拝見させていただいて、とてもいいドラマになるという確信が持てました!」とキャストとスタッフにエールを送った。 また、ma2から菊池、久間田をはじめ、七五三掛龍也、齊藤なぎさ、佳久創、山崎紘菜らメインキャストたちにサプライズが。「黒澤智也×菊池風磨」など、原作キャラクターと各キャストの2ショットの描き下ろしイラストを一人一人に手渡しでプレゼント。それぞれのキャラクターの特徴を生かした2ショットのイラストに、キャスト一同からは「すごい!」「嬉しい!」など歓喜と感激の声が上がった。 コメント 菊池風磨(黒澤智也役) 今日の撮影はとても緊張しましたね。ma2さんにイメージと違うって思われたらどうしようと、少し不安がありました。でも、「ちゃんと黒澤と葵がそこにいた」と言っていただけて、本当に嬉しかったです。これからより一層、頑張れます。 今回のように原作にあるシーンの撮影はさらに緊張するんです。漫画では描かれないコマとコマの間の部分も映像では表現するので、原作の世界観を大切にしながら、ドラマとしての良さをどう出せるかというところは監督をはじめ、皆で話し合って丁寧に作っています。撮影を重ねれば重ねるほど見えてくる部分がありますし、カットをつなげて1つのシーンとして完成した時に、自分たちが想像していたものとは見え方が変わってくることもあるので、僕たちも出来上がりが楽しみです。 ma2さんに描き下ろしイラストの色紙をいただきましたが、とても嬉しかったです! 原作のキャラクターとの2ショットというのが、また素敵ですよね。できることなら免許証の写真にしたいぐらい、1番いい自分の姿を描いていただいた気がします(笑)。早速、家の中のよく見えるところに飾らせていただいて、イラストを見てから撮影に挑みたいと思います。 久間田琳加(森田葵役) ma2さんがいらっしゃると伺っていたので、朝からずっとドキドキしていました。特に今回は、原作にあるシーンの撮影が多かったので、より緊張感が増しました。 原作を拝見させていただいた際、社内恋愛のドキドキやキュンキュンする誰もが憧れるシチュエーションがたくさん詰まっていて、とても感情移入して読んでいました。だからこそ、葵ちゃんを演じることがとても楽しみでしたし、「絶対に自分が演じきりたい!」という思いが強くなりました。葵ちゃんを演じるにあたり、「黒澤が好き!」という思いをぶれずに演じる点を大切にという言葉をいただきましたので、役に取り入れて挑みたいと思います! また、いただいたイラストも、とても嬉しかったです。「普段描いている葵ちゃんの髪のタッチで久間田さんの髪も描けていることに気が付いて、同じシルエットの髪型にしていただきすごいなと思いました」とおっしゃっていただき、髪をカットして良かったなと改めて思いました。 ma2(原作) 自分が描いた二次元のキャラクターを、目の前で菊池さんと久間田さんに演じていただいているのを拝見して、震えるような体験でした。キャラクターに命が宿り、ちゃんと黒澤と葵がそこにいました。 ドラマでは時間軸やエピソードを入れ替えながら作っていくことを知りましたが、そこに無理がなく、とても心地良い流れになっていました。またドラマでは、絵の中では表現できない温度や空気感も表現されていて、さすがだなと思いました。今回、撮影を拝見させていただいて、いいドラマになるという確信が持てましたので、キャストの皆さんには伸び伸びと演じていただきたいなと思います。 土曜日の夜11時放送ということで、1週間お仕事や家事など頑張られた方が、菊池さんや久間田さんが演じる黒澤と葵をはじめ6人の大人の恋愛を通じて、ほっこりしたりキュンとしたりしながら、「いい1週間だったな」と思えるような作品になる気がしています。ぜひドラマを楽しんでいただきたいなと思います。
リアルサウンド編集部