純烈がデビュー15年にして初の独自アルバムを発売した理由とは リーダー・酒井が告白
人気歌謡グループ「純烈」がこのほど、大阪市内でスポニチのインタビューに応じ、9月に発売した初のオリジナルアルバム「純烈魂1」について語った。 【写真】初のオリジナルアルバムについて語った純烈の4人 デビュー15年にして初の独自アルバム。グループ史上最大規模のコンサート、日本武道館公演(11月25日開催済み)が決まり、より幅広い曲調の楽曲が必要と考え新曲制作に取り組むこととなったのが最大のきっかけという。それにしても、これまでシングルや企画アルバムしか発売していなかったのはどうしてか。酒井が意外な理由を明かした。 これまでもアルバムを作ろうと思ったことはあったという。「でも小田井(涼平)さんが在籍してたでしょ。小田井さんもクリエイティブ、自分もクリエイティブ。わりと水と油の個性で、それが面白いということで両輪でしゃべったりいろんなことやってきた」と、初期のグループ事情を回想した。 「でもアルバム制作となると、どうしても自分のイメージの中で、お互いが意見を譲るがために中途半端なものになるやろな…と。それなら作らず目の前のことに挑む方がお互いにとっていいと思ったのがあったよね。お互いの個性がゆえ」と、大人の2人が自分の主張を我慢し合ってしまう絵が浮かんだようだ。 今作にはアニソン風楽曲やスカ、アイドル色満載のポップソングなど歌謡曲にとらわれないバラエティー豊かな楽曲が並ぶ。岩永洋昭は「最初、ファンの方はどんな反応するだろうと思ったけど、思いのほかめちゃくちゃ盛り上がるし、“良い”っていう感想も多い。思った以上にファンの方の受け皿は広い」と喜んだ。 武道館仕様で難易度の高い振り付けのある曲もあり、新たな純烈の魅力が味わえる。 インタビューの模様は、YouTubeチャンネル「スポニチチャンネル」で公開中。https://www.youtube.com/watch?v=ELaoStvzb_M