「片づかない家」にありがちな“賞味期限ぎれの服”3つ。クローゼットにあったら処分を考えて
家が片づかない、クローゼットがパンパンなのに着る服がない、それはもしかしたら「賞味期限ぎれの服」のせいかもしれません。ライフオーガナイザーのお仕事で散らかったおうちを訪問することが多い下村志保美さんが詳しく教えてくれました。 【写真】古い?賞味期限ぎれの服 あなたのクローゼットには「まだ着られるけど結局着ない服」はありませんか? もしかしたら“賞味期限がきれている服”かもしれません。 今回は、今すぐ処分を考えたい賞味期限ぎれの服についてお伝えします。
1:機能的な賞味期限ぎれの服
さほど目立つわけではないけれど、気になってしまう色あせや小さな汚れ、目立たないほつれ、取っても取ってもすぐに出てくる毛玉。 部屋着としてなら着られそうだから消費期限は来ていないけれど、洋服の賞味期限は過ぎています。 片づいていない家には、これらの賞味期限ぎれの服が部屋着としてたくさんあります。 部屋着は賞味期限ぎれの2軍服ではなく、部屋着としてリラックスできて洗濯もしやすい服のみに絞りましょう。気分も上がりますし、賞味期限ぎれの服も減らすことができてすっきりします。
2:ライフスタイルの変化による賞味期限ぎれの服
女性は妊娠出産子育て、その時々によって必要な服が大きく変わってきます。 マタニティ服は代表的ですがそれ以外にも、子どもと公園をかけ回るときは必要だったジーンズも子どもが成長した今はもうほとんど履かないとか、子どもの学校に行くときに必要だった紺のワンピースもクリーニングの袋がかかったまま。 近年では毎日通勤していたときはたくさん必要だったスーツも、コロナ禍を経てテレワークが多くなると不要になり、この1年で1度も着ていない…とか。 これらはライフスタイルの変化による賞味期限ぎれの服です。 次にその服の登板が来るのはいつなのか、この機会に考えてみてください。
3:年齢や体型の変化による賞味期限ぎれの服
私たちは確実に歳を取っています。体型だけでなく、肌の色や質感も変化しています。 たとえ高校生の頃とサイズが変わってなかったとしても、だからといってアラフィフ女性がセーラー服をきても似合わないですよね。 「たまには着てみようかな」とクローゼットから取り出すも、結局着ないままクローゼットに戻す服はありませんか? それは、自分自身にとっての賞味期限がきれているからです。 無理に賞味期限ぎれの洋服を着ても老けて見えたり太って見えたりするだけ。「今の自分に似合わない」と思う服は、思いきって処分してみては。