臨床心理士に教えてもらった「幸福感が高まる&ストレス軽減する」簡単テクニック3選|CLASSY.
「私なんて」の思考を遠ざけ自信を取り戻す“セルフ・コンパッション”を実践
「間違っているかもしれない」「私なんかが…」と、ついつい考えてしまいませんか?私たちが自信を持てないのは社会に原因があります。「女性が自信を持ちづらい問題」と向き合う識者と根本となる原因を考えました。 セルフ・コンパッションとはアメリカの心理学者クリスティン・ネフ氏が提唱した概念で「自分への思いやり」を意味する心理学用語。幸福感が高まる、ストレスが軽減する等、さまざまな効果がある3ステップをぜひ日常に取り入れてみて。
“セルフ・コンパッション”3ステップを実践!
【Step1】他人に認めてもらう前に自分で自分を認める 「〇〇している自分は好き」「〇〇な自分は認められる」などの部分承認ではなく、どんな考え、行動、感情を持ってもそんな自分を受け入れること。自分を好きになることは難しくても、ネガティブな感情を抱えてもいい、そんなときもある、と認めてみて。
【オススメ】マインドフルネス瞑想 呼吸や体の感覚に注意を向け、何もかもそのまま受け入れる練習になります。やり方はアプリやYouTube動画などを参考に、ガイダンスを聴きながら、はじめは短時間から行ってみて。
【Step2】うまくいかないときほど自分に優しくする 自己肯定感が低い人は自責的な傾向が強く、自己批判を繰り返したり損な役回りを引き受けたりしやすくなる傾向が。自分に優しい行動をとると、他人から優しくされたのと同じように体は安心し幸せホルモンが分泌。失敗から立ち上がる力も高まります。
【オススメ】「自分を褒める日記」をつける 自分のポジティブな側面に気づき、優しくする練習になります。1日に3個程度、頑張ったこと、取り組んだこと、優しくできたこと、続けられたことなどを書き出し、自分自身に肯定的な言葉をかけて。
【Step3】人との繋がりを感じ孤独を感じる時間を避ける 人は孤独感が強くなると自責の念が強くなり、人と関わるのを避けたり何かに依存しやすくなったりと悪循環に陥ります。「誰も私をわかってくれない」と思ってしまうとき、いつまでも漠然とした不満足や空虚を抱いているときほど、人と繋がる意識を。