去年、全国大学サッカー準優勝の京都産業大が10年ぶりに京都の頂点に立ち、今シーズン順調な滑り出し!
今シーズンの関西学生サッカーリーグ戦の開幕を前に、「京都学生サッカー選手権大会」の決勝戦が行われ、京都産業大学が優勝し、快調な滑り出しを見せました。 決勝戦は、去年、初の関西学生サッカーリーグを制覇、そして全国大学選手権を準優勝した青のユニフォーム・京都産業大学が、5年ぶりの京都の頂点を狙うエンジのユニフォーム・立命館大学と戦いました。 昨シーズン、Jリーガー5人を輩出した京産大は、その不在を感じさせない攻撃力で序盤から試合の主導権を握ります。 前半5分、京産大は去年けがに泣いた11番・中田樹音が左サイドに切り込むと、混戦の中、最後に決めたのは、8番・城水晃太! 攻撃の手をゆるめない京産大はその後も再三チャンスを作ります。 この中で存在感を発揮したのは、今年の新人でセレッソ大阪U-18出身の皿良立輝。 前半34分、フリーキックのチャンスにキッカーは皿良。 絶妙な位置へのクロスを頭で合わせたのは、33番・逵村健斗。 皿良のフリーキックは、相手ゴールキーパーをギリギリ越えて、逵村にジャストミート。 2点リードで前半を折り返します。 後半もさらにギアをあげて臨む京産大。 コーナーキックのチャンスで蹴るのは皿良。 中田が頭でコースを変えると、シュートのこぼれ球に反応したのは、4番・小野成夢。 またしてもチャンスメイクは、皿良からでした。 3点をリードした京産大は、その後、立命館大に2点を許しますが、そのまま逃げ切り、10年ぶりに京都の頂点へー。 今週末から始まるリーグ戦に弾みをつけました。 【声】京都産業大学 菅野翔斗 キャプテン 「タイトルを取って新シーズンをスタートできることはうれしい。 (関西学生リーグ)2連覇に挑戦できるのは自分たちだけなので、高い目標をもってチーム全員でやっていきたい」 1年生ながら存在感を示した皿良は、すでに今週末の開幕戦を見据えていました。 【声】京都産業大学 72 皿良立輝(1年) 「自分はゲームを作りながら得点やアシストにこだわっていきたいので、開幕戦でもスタメンで出られたらしっかり結果を残して、勝利に貢献したい。 まだまだ技術は足りない部分がありますし、もっとフィジカルをつけて大学サッカーに慣れていけば、もっと京都産業大学に貢献できるので、練習でも意識してやっていきたい」