「事故を起こしてパニックに」車ではねて山林に遺棄 “事故隠し”か…85歳男性を別の車に乗せ換え、直線距離で約30キロ先に 保護責任者遺棄の疑いで32歳男逮捕
長野県佐久市で85歳の男性を車ではね、長和町の山林に遺棄した疑いで逮捕された男が、「事故を起こしてパニックになった」と話していることがわかりました。
保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、佐久市の会社員・佐藤英伸容疑者（32）です。 10日早朝、佐久市岩村田の県道で、ワンボックスカーを運転中、近くに住む85歳男性をはねたとみられます。
その後、男性をワンボックスカーに乗せて運び、市内で別の車に乗り換えて直線距離で約30キロ離れた長和町の山林に遺棄した疑いがもたれています。 男性は11日、国道沿いの斜面に倒れた状態で遺体で見つかりました。頭には出血の痕があったということです。
男性は自宅の前に停めた軽トラックに乗ろうと、県道を横断中だったとみられます。 警察の調べに対し、佐藤容疑者は容疑を認め、「事故でパニックになった」となどと話しているということです。 警察は、容疑者が事故を隠そうとしたとみて、動機などを追及しています。
