【秋冬の衣替え】不要な服をゴミにしない!個人ですぐできるリサイクル&リユース法
回収された古着の活用方法
服の再利用はリサイクルにひとまとめにされることも多く、着なくなった衣類を回収して新たな持ち主に着てもらうことをイメージする人も多いかもしれませんが、実は古着の再利用にはリサイクルとリユース、リペアなどさまざまな方法があります。 ここでは、回収された古着がどのように活用されるのか3種類の方法を紹介します。 ■リサイクル リサイクルとは、ゴミを資源として再生利用すること。例えば、瓶やペットボトル、紙などを回収して再び原材料に戻し、新たに作り直すことを思い浮かべるとわかりやすいです。 古着の場合は、加工して綿の状態に戻し、糸に加工し直して再利用したり、別の素材を作ったりします。 リサイクルするには、古着を正しく分別しなければならないため、日頃から正しいゴミの分別を心がけることが大切です。 ■リユース リユースとは、不要になったものをすぐに捨てずに繰り返し使ってゴミを減らすことです。原材料に戻すのではなく、そのままの形もしくは部品のままで長く使用します。 例えば、居酒屋などで何度も使用できるリターナブル瓶の商品を取り扱って、ゴミを減らすのもリユースの一つ。 古着の場合は、売却したり寄付したりして他の人に譲るのが一般的です。企業が廃棄するはずの衣類を展示・販売するケースもあります。 ■リペア リペアとは、壊れたものを修理したり部品を交換したりして、できる限り長期間使うことです。例えば、革製品の破れやほつれ、古くなった家具などを修理して使い続けることをいいます。 古着の場合も、破れやほつれのある箇所を修理して、再び使うことを指します。 汚れや破れなどがあって着なくなった衣類をリメイク(原型とは異なる形やアイテムに作り直すこと)して楽しむのもよい方法だといえるでしょう。 近年では、企業にリペアの依頼をしたり、リペア・リメイクした商品を販売したりするサービスも登場するなど、リペアが注目されつつあります。