アメリカのトランプ次期大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談したとのアメリカメディアの報道をめぐり、ロシアの大統領報道官は「ニセの情報だ」と述べ、これを否定しました。 10日付のアメリカの「ワシントン・ポスト」は複数の関係者の話として、トランプ氏が大統領選に勝利した後にプーチン氏と電話会談をし、ウクライナでの戦闘をエスカレートさせないよう求めたと報じています。 ロシア　ペスコフ大統領報道官 「（Q.事実と詳細を知りたい。話し合いはあったのか？）話し合いはなかった」 この報道についてロシアのペスコフ大統領報道官は、トランプ氏とプーチン氏の電話会談を否定。「全く真実ではなく単なるフィクションであり、ニセの情報だ」と述べました。 そのうえで、ペスコフ氏は「いま出されている情報の質の最も明白な例で、評判の高い出版物さえこんなものだ」と批判し、ウクライナでの戦闘について「目標がすべて達成されるまで特別軍事作戦を継続する」と強調しています。